正岡子規は結核を患って喀血して以来、『啼いて血を吐くホトトギス』にちなんで、ホトトギスの当て字「子規」を雅号にしています。ホトトギスの表記で有名なものは「時鳥」「不如帰」ですがその他にもホトトギスに宛てた漢字や異称は多くあります。その中か…

かねがね漢字検定の準1級もしくは、1級を受けたいと思いテキストまで用意してあるのだけれど、なかなか勉強が進まない。というのは、萌えすぎて興奮して勉強どころではないからなのであるよ。六月の検定の申し込みはしていないから、受けるとしたら次は十月…

最萌えは「春鶯囀(しゅんのうでん)」です。「鶯」の火の並び、「囀」の車の並びとが続くのは、ごちゃごちゃした印象を与えかねないのにそうならないのは、「鶯」が横の並び、「囀」が縦の並びだからでしょうか。「春」という、シンプルな字形も一役買ってい…

で、昨日は漢字のビジュアルを重視したわけですが、読み、言葉の響きを重視するなら、「春惜月(はるおしみづき)」「夢見月(ゆめみづき)」あたりが萌えではないでしょうか。共に三月の異名です。似た路線で行くと、「雪消月(ゆきぎえづき)」「風待月(かぜまち…

月の異名と聞いてすぐ思い浮かぶのは、睦月・如月・弥生……などですが、その他にも日本には月の呼び名がたくさんあります。素敵な名前が多い中でも、最萌は七月の異名、「愛逢月(めであいづき)」ですね！語感もさることながら、その字面が美しいです。「愛合…